デジタル画像とExcel VBAを活用した遺伝子パネル検査用スライドの薄切枚数計算フォーム
* 第110回日本病理学会総会
P-018 伊達 恵美 市立岸和田市民病院・病理診断科
https://gyazo.com/f05bd8afbbbd7e3052ff93a17390db98
計測した腫瘍面積を、Excel VBAで自作したユーザーフォームに入力することで、がんゲノム遺伝子パネル検査に要するスライド薄切枚数を自動計算できるようにした。
データの算出後には薄切枚数指示書が自動作成され、PDF保存・印刷される。
採取方法による腫瘍量に左右されず、腫瘍面積目算値の病理医間差をなくし、一般化された方法で病理技師に薄切を指示できる。
nananana.icon 腫瘍量と腫瘍細胞割合から1㎜3を超える薄切枚数を計算する
腫瘍面積に応じて推定組織量(μm3)を計算する
腫瘍細胞割合を考慮した推定腫瘍組織量(μm3)を出力する
必要なスライド枚数を算出する
薄切枚数指示書を作成する
症例のデーターベース化を行う(nananana.icon Path Windowに反映する)
入力項目
標本番号
枝番号
計測面積を複数入力でき、自動で合算される
計測領域のそれぞれに腫瘍含有割合が入力できる
スライド全体の腫瘍含有割合が入力もしくは出力される
他施設の検体であることが選択できる
選択により他施設の名称入力が分岐
他施設の名称が入力できる
エクセルUI例:
https://gyazo.com/4a5066e1ad66a74d08135393e9b7eef6
https://gyazo.com/ca6b37f2717446ad6760bcfcea209c46